
ようやく辿り着いた明月荘(弥兵衛平避難小屋)で一泊目を過ごした翌朝、前日の夕焼けが約束してくれた天気に恵まれました。朝4時半ころには階下のパーティーが起き出し、何となく全員起床。手早い他パーティーは静かに且つ速やかに出発。毎度のことですが手鈍い我がパーティーは朝食後のパッキングと小屋の掃除を済ませて最後の出発。
念願の明星湖(めいせいこ)湿原(全体から言うとここも弥兵衛平湿原のようですが)に向かいます。ここは縦走路から少し外れているので、木道を直角に曲がって北方面に向かう必要があります。そのせいか、早く出発した二組のパーティーもこちらには立ち寄った気配もなく、その朝、そこに居た人間は自分たち二人だけ…というまさに貸切状態。何という贅沢!
小屋を出発したばかりでしたが、この憧れの湿原にて朝の美しい時間を一時間半、ゆったりと過ごしました。
同じような写真が続きますが、滅多に訪ねられない夢のような高層湿原風景をしばし、お楽しみください。