
今回はロッジ山旅方面へのスケッチ旅の話です。
貴重な晴れ間を利用して八ヶ岳南麓に向かいましたが、結果から言うと、山は見えるのですが、異常な暑さに見舞われたせいか、ブルー一色のシルエットで山の形が見えないままでした。
なかなか描くには難しい条件で、形が見えないというのは現場で描く者としてはとても困ったことなのです。
緑がきれいな時期なので、頭を切り替え森の散策などしながら緑を描く方が実はよかったかもしれません。が、それなりに適当にあちこちと走り回り、楽しいこともありました。ご紹介します。

今回は特に目的もなく、行き合ったりばったりで車を走らせていたので、いい場所があればそこでスケッチをしていました。
始めに立ち寄ったのが、スケッチとは関係ない「穂坂マルスワイン」の工場。看板を見てフラリと行きましたが、お店の方から丁寧な説明を頂き、軽い呑みやすいワインを赤と白一本ずつ求めました。冷やして呑むといいそうで、楽しみです。
で、見れば周囲がブドウ畑になっていてそこからはいつもと違う角度で鳳凰三山とドッシリとした櫛形山が見えます。お店の方に断って、さっそく庭の一角でスケッチ開始。こんな風に犬も歩けば〜式に描いていくお得意のパターンで過ごした二日間でありました。